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[hiroic's various Review & Daily Memo] Hiroicによる映画・ドラマ・本・芝居・四方山などに関するれびゅー
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左舞をやっているY嬢からのご招待により、いわし姉とともに宮内庁の雅楽演奏会行って来ました。

特殊やなあと思うのは一般公開ものではなく、あくまで関係者からご紹介いただいた招待状持参者のみ入れるという点。にもかかわらずかなり早くから沢山の人がいたという点。普段生活している空間では出会えない、存在しない人たちも集めればこんなにいるんだなあと思うと『世間』って何なのだろうと毎度思う。話はヨコだけど入院すると「世の中にはこんなに病気の人が」と思うし、仲間内で独身だらけで遊んでると「世の中の女子未婚率はこんなに高いのか」と思うが一方を見るとそれが実はマイノリティ空間だったり。

20070422_宮内庁雅楽演奏会

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忘れる前にメモ書きをしておかないと……。

えーっと、珍しく、オチました。はい、30分ばかり夢うつつの世界でした。

こんなにヤバかったのって『春子ブックセンター』以来かも。

睡眠時間も足りていたはずだったのに、何故なんでしょう。

正直言葉遊びの世界に入ってたあたりが一番眠かったかも。

隣りの人がやたら笑っていてかつ後ろのおっさんの口臭がきつかった……。



今回は野田さんにしては『物語らない』タイプの話だなあと思ってみていたのだけど、途中から唐突にベトナムに突入し、そっから急にいつもの野田節に。

とはいえ言いたいことはストレートで、昨今のゲームのような戦争世界を俯瞰して正面から言葉を上げている感じ。

伏線ひきまくりというわけでもなかったので半分夢の世界に陥ってしまっていたワタシも何とか話についてゆけた。

答えを出し切らない終わり方も個人的には好きです。



宮沢りえ、病的に細い。そして正直声が涸れてて聞き取り辛かった。後半話が動き出してからは声が通るようになったけど、最初から何とかしてほしかったなあ。

藤原君、相変わらず上手い。今回は野田地図にもしっくりきていた感じ。前『オイル』で見たときは浮いているように感じたのだけど。というのも『唐版 滝の白糸』っつー蜷川節ばりばりの芝居で彼を見たあとだったので、やっぱり蜷川氏の芝居での方が活き活きしていたというか、つくりものっぽくなかったのだよね。でも今回はちょっと擦り寄れた感じ。プロレスラーの役だったからタイツ?姿あったけど、まるで中学生男子やね。背はかなり高いはずなんだけどあの華奢具合……もっと鍛えて欲しい。ガタイがいい人が好きです。

宇梶さん、やっぱ声が聞き取りにくい。

明星さん、氣志團のマネージャー辞めてよかった、おかえりなさいって感じ。

キャスト表見ると案外アンサンブルが多くて、出場がかたまってたなーと思う。



今回はプロレス=やらせを楽しむ、みたいのが1つのテーマだったけど、仲間数名が学生時代に学生プロレスの女子マネやってたんで、普段プロレス見ないワタシにとってはそっちのイメージの方が強い。曰く感激屋さんたちばかりで合宿の別荘でみな裸でおいおい試合の話をしながら男泣き……みたいな?

我が大学の3大脱ぎサークルと言えば、落研・プロ研・もひとつプロ研(プロデュース研)。ワタシの脳内ではプロレス=脱ぐというわけのわからない図式ができています。ま、いきなり教室で一席打っては脱いで走り回っていた落研には敵わないが……彼ら伝統サークルなんだが。

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嗚呼もうかなり忘れてるな……もはや昨年の話。

とはいえ自分の観劇備忘録なんで、書いておきます。



ということでいわしっちに取って貰ったチケットで久しぶりの帝国劇場、久しぶりの祐一郎ってことで『マリー・アントワネット』(←いきなり音出るから注意。なんていうサイトのつくりだ東宝!!! ありえねぇ)



ワタシの中でマリー・アントワネットと言えばイコール、ベルサイユのばら。

でも元々ベルばらも遠藤周作の『マリー・アントワネット』に感化されて書いた話……だったように記憶しています。

なので、本来分岐としては

   →ベルばら

周作本

   →ミュージカル

ていう関係なんだけど、どうも見ていると勝手にベルばらの場面が思い浮かび

ベルばら→ミュージカル

と変換をしてしまう。

例えばベルサイユまでの女たちの行進のシーンを見れば「あ、ここでマリー・アントワネットは庶民たちに向かってスカートの裾掴んでお辞儀をするんだ」とか思ってしまうわけですがミュージカルはそんなことはしないし(本も実際どうなのか謎)、裁判にかけられるシーンで息子の王子に対して性的虐待をしていると言われたシーンとかだったら「ここで『これはすべての女性(母親?)への冒涜です!』とか言って女性陣を味方につけるんだったよな」とか先回りして考えてしまうわけだけど、やっぱり違うし。

もう、どのシーン見てても『オスカルとアンドレはいないけど、ベルばらの話』みたいな脳内変換をしてしまって。(笑)



音楽は同じ作曲家ということもあって『エリザベート』っぽい。でもエリザのがリフレインで印象的な曲が多くて引き込まれたけど、『MA』はかなり中盤以降にならないとテーマになりそうなメロディが覚えられない感じ。

お話も頭から順に時間で追って見ましたって感じでヒネリが足りなく感じてしまう。うーん贅沢な望みなのだろうか。



のっけから登場、そして何故かタイトルロールより最後にカーテンコールで拍手を受ける山口祐一郎。相変わらずでした。前から気になってたんだけど、どうして膝を少し曲げて背を低くした状態で両手を広げて歌うんでしょう。あの膝が気になる。うう気になる。



出てくることを知らず(忘れてて)久しぶりに拝見した元皇太子ルドルフ(笑)の井上くん。マリー・アントワネットとは随分年の離れた愛人ってことですが、フェルゼン役。前はすごい男の子男の子しててきれいな声だったけどずっと聞いていると飽きてしまう歌声だったのが、何年か見ない内に男! て感じになってました。相変わらず細いけど、でもタッパもあるしスタイル抜群。芸大を無事卒業できたのか長らく心配していましたが、今調べたところ卒業しているようです。よかったよかった。



涼風さんのマリー・アントワネット、カーテンコールのときは着替えて出てきて欲しかったわ。エリザみたいに。ゴージャスでキレイなお姿で〆たかったもんです。

笹本玲奈は歌うまい!!

彼女のためのステージといった感じでした。

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長年見たいと思っていた『トーチソングトリロジー』をようやく観劇することができました@PARCO劇場。

思い返せば某ライフ(……て、某になってない)でタマオさんにはまり、実はワタシが彼にハマる前に客演として出ていたのが『トーチソングトリロジー』で、この芝居での役がすごい可愛かった可愛かったとあらゆる人から聞いたため、タイミングと運の問題だとはいえ悔し涙を飲んだものです。

あれから早……何年でしょうか?

タマオさんがいまどういう活動をしてるのかもさっぱりわからない人になってしまいましたが、お芝居は縁が巡ってきて見ることができたわけです。



芝居は3幕。1幕ごとに休憩がある3時間もの。歌舞伎かいおいと思わなくもない休憩時間の多さ。よほど疲れるんだろうと思いましたが、各幕ごとテンポもよくて怖れていた眠気には教われずそれなりに頭ぐるぐる使いながら見ることができました。



ゲイのお話、主役が篠井さんということしか覚えていない状態で行ったので、橋本さとしさんが出てきた瞬間に「あ! さとしさん出るんだったっけか!」というバカっぷり。その後のキャストも全員「おお、そうなのね」みたいな感じで予習足りないお客さんでしたが。

前さとしさんをPARCO劇場で見たのは)『滅びかけた人類、その愛の本質とは・・・』でゲイの友人に好かれるストレート、だが危ない人みたいな役で、それで軽くさとしさんLOVEになったのだった。そうそう、あの舞台は成宮くんのデビューでしたしね。(名前は本名で出てましたが)



オープニング、篠井さんがキラキラひかるドレスを着て女装のゲイとして語りだす。顔は男で身体も男ではあるんだけどひとつひとつの所作が実に女性らしく、背筋がピンと伸びていてキレイ。

その後もそういう女装っぽい感じでいくのかと思いきや、以後はわりかし普通の服装。

しゃべりは女装のゲイのまま。

そんな年上の篠井アーノルドにあれほど若いゲイたちが惹かれていくわけだから、よほど安らげるってことなんだろうなあ。アランもデイビットもそうなわけだし。

アラン役の長谷川博己さんは初見。何か異様に若く感じました、が、若くなかった。(笑) いやてっきり二十歳過ぎぐらいの役者さんだと思ったんだが……一応アランはあの時点では二十歳ぐらいの役なんだよね?

そして実は髭とか濃そうなイメージがある黒田勇樹も久しぶりに見た。



アランの身の上に起こる事件は、何とはなしにゲイフォビアなアメリカの姿とブロークバックマウンテンを思い出しますが、やはりワタシが見ていて一番心惹かれたのはアーノルドの母とアーノルドの対決でした。

親の気持ちも本当は子どもだってわかってる。逆もまた然り。

けれど全面的に自分を受け入れてくれるはずの唯一の人が、自分を否定する──自分のことを思ってくれていたとしても、今の自分を肯定してくれないというのはやはりつらいもの。ついつい自分の母子関係に想いを馳せる。嗚呼暗い。

しかし木内みどり噛みまくってましたね。噛まれるとこっちでピンと張った糸が切れるんで、あれ何とかならんもんでしょうか。



ちなみに席のならびにまたまた遭遇古田新太氏、さらにその何人か先に多分渡辺えり子がいました。でも一番受けたのがワタシの斜め前ぐらいの外国人のおじさん。もう、お箸が転がってもおかしいお年頃!? てなほどにあらゆる台詞に大うけ大笑い、手を叩いたり身体を大きく動かしたり前の席につんのめってみたり。「ここは新喜劇とかですか!?」と言いたくなるほどのウケっぷりがかなり面白かった。彼の前の席の人はかなり迷惑だったと思いますが、あれだけ楽しく芝居を見てもらえるってももいいもんですよね。(笑)



ちなみに翌日とある道を歩いていたら田嶋陽子と思しき人物がタクシーから降りてきた。サングラスかけてちゃっちゃちゃっちゃと進んでいましたが。法政の院の近くだったからかな……?



トーチソングトリロジー

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先週から仕事で大トラブルが発生し休日なしで働いており、木曜日時点では即座にアウトだと判断してピンチヒッターを何人かに聞いてみたりしておりましたが、何とかゆけました『DANCING HEART 2006』、いわし姐のタップ発表会。

2年に1度の発表会もこれで3回目。てことは一番最初が4年前? すごい時間が経つのが早い。あの頃はお互いぴちぴち二十代でしたね!



ということで今回は新宿のシアターアプル。

アプルはウーマンリブのキラークイーン以来?

なかなか普通立つ機会がないステージでモチベーションも上がりそうな感じ。

我らがいわし姐、今年はついにセンターで踊ったりすることもあり2年前より堂々として4年前のカチカチっぷりからは想像がつかないほどダンサーでしたよ。

次はもっと少ない面子で踊るようなチームに混ざって踊ってほしいな!



4年前からずっと好き好き言っている峻くん、大きくなりましたね!

そしてやはり群を抜いて上手い。どんなに集団にいてもつい見てしまう。あと、きっちり笑顔で踊るよね。何となく佐藤隆太を思い浮かべてしまう。身体もこれからもっとできてくるし今後がますます楽しみ。

おねーさんはキミが小学生のときから目をつけてますよー、次『BOYS TIME』の再演があったら絶対オーディション受けるように!(笑) 踊りが趣味で終わってはいけないよキミは。絶対世に出ておくれ!(しかし歌はどうなんだろう?)

やはり4年前から好き好きな湖都美さん、素敵でしたー。動きが好き、先生チームの中にあっても一番好みなんでついつい見てしまう。

そして幼児タップ! すげーすげーすげー!! ぐずらないでちゃんと踊りきれてよかったよかった。しかしあれどうやって教えるんだろう。歌舞伎の初舞台特集みたいな何かがありそうだよねー。

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友達の職場の福利厚生にて激安で拝見してきました『元禄忠臣蔵』。

大石内蔵助は中村吉右衛門でございました。

国立劇場に来るのは多分15年ぶりぐらいでしょうか……高校の歌舞伎教室以来です。以後歌舞伎座とか演舞場とかで歌舞伎を見る機会はあったんだけど国立はあれ以来。そういえば橋之助が出てましたっけ。



今回は話がわかりやすく忠臣蔵だったので、あんまムツカシイこともなく話も聞き取れてラクチンでした。うちの親が赤穂に近い岡山出身で、親戚も多数赤穂にいたり高校も赤穂越境してる人が多かったりで、夫婦ともども忠臣蔵フリークで子ども頃からテレビで忠臣蔵があれば常にかかってたんで、割かし詳しい方かと。そうそう、赤穂の駅には変なお侍さんプレートみたいなのがロータリーに突如現れたりと頑張って町おこしをしてた印象がありましたが、今はどうなんでしょうね。ワタシにとっては赤穂=塩味饅頭です。



朝が会社に行くとき並みに早起きだったので、途中猛烈な睡魔が襲ってきて気づいたら出演者がすっごい増えてたり、役者陣がおいおい泣いてたりしてびっくりしましたが、今回は概ね起きていることができた……かしら。

吉右衛門が出てくると場が盛り上がる、昔大地真央を見たときと同じ感激?がありましたね。周囲の動きに驚くという意味で。

身体が大きいのに声が高い子役の子がどうも気になりつつも、歌舞伎界における家柄問題などに想いを馳せた1日でございました。



終演後は神保町に移動し、中華料理店で粥を食べてお腹いっぱい。

実はこの3日ほどひたすら外食してるんだけど、ワタシのカロリーオフ、ローコレステロール生活はどうなってんでしょうか。

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さてSHINKANSEN☆RS(劇団☆新感線)『メタルマクベス』です。

半年ぐらい前からチケット取ってて、果たして無事行けるのかかなり危ぶんでおりましたが無事行けました。kiyokiyoっちチケットありがとう! 表情までくっきりのお席でしたね。



今回は一応シェイクスピアの『マクベス』で予習。

読んでてよかった……割と原作どおりの台詞回し、展開でしたので。



ワタシは未だかつてクドカンが書いた舞台を面白いと思えたことがなかったのですが(映像は好きだが)今回のは面白かった。演出が別の人間にゆだねられてるってのはあるんだろうし、きちんとした揺るがないシェイクスピア原作がある二次創作みたいなもんでもあるしな。



過去のマクベスが実はマクベスではなく未来のランダムスターこそがシェイクスピアの『マクベス』であり、過去が未来を引きずっていつの間にか同一化してゆく手法は面白い。

『マクベス』という戯曲事体は長い話ではないんだけど、結局マクベス内野の話とランダムスターの話を並行してやるから倍時間がかかって、4時間……歌舞伎かよ。

寝るかと思ったけど、眠くはなりませんでした。でも身体は痛かった。



メタルでマクベスなんで皆歌いまくるんだけど、恐怖の内野聖陽は上手いとは言いがたいけど『エリザベート』初演ほどの恐怖感を与えることもなく、少しは成長しています。でもこの前(2年前ぐらい?)ワタシが『エリザベート』見た時とは変わらないな。エリザも内野っちが歌うとロック、祐一郎だと黄泉の帝王独唱会──て感じだったけど、ロック風だとスコア的にも音域狭くて歌いやすいのかもね。

朗々と歌うまではやはりゆかぬ。

登場シーン、髪が長いし所作もちょっとあれで、トートかと思いました。

悲しいかなやはり背が低い。足が短い……。惜しい。一路エリザと並ぶとエリザのがでかかったもんな。

でもまあ演技は相変わらず芸達者でソツがない。シリアスでもギャグでも何でもこなす。

逆に言うと癖がないのかもしれないけど。内野色……ワイルド?



今年二回目ですねの松たか子、歌うまい!

身も軽やかで林Bなんて最高。

思ったよりもマクベス夫人らしさもあって、当初感じていた不安はなかったですね。

思うに『贋作 罪と罰』で感じたイイ子風の違和感って、あれはあれで正しいのかなと。いきなり違う芝居の話に戻るんですが(笑)──人をうっかり殺してしまう松たか子演じる英が人殺しも似合わない泥臭いところもない優等生感漂ってても逆にあれはイイかな。それの方がつくりとしては面白くなる。でもそれをやるならばだからこその葛藤と違和感と罪の意識を出す必要があったけど、それがなかったからわけわかんない感じになった気がするんですよね。



本日一番のカワイイ! は森山未来くん。

森山くん舞台で見るのは『BOYS TIME』以来ですが、やっぱ森山くんは踊ってないと! 世界の中心でなにやら叫んでいる暇があったら、踊れ踊るんだ未来。

あの軽やかなステップにスタイルのよさ、そして元きよし役の時の紫スーツに演歌!!! なのにタップ! すげぇカワイイ。七光り三度笠最高。



橋本じゅんさんのバンクォー&エクスプローラも最高。原作的にもバンクォー好きです。

上條さん歌上手すぎ。

右近さんの林も大笑いでした。いや、カレーは……マロニーは……。



全体的にはとにかく笑えて楽しい感じで満足です。

元来ライブ好きなんで。

マクベスライブ、AXでやるみたいだけどあんな場所でこの手のものをやったら前の方の人半死だよね。男子が大勢混ざりそうだし。AXは何度も行ってるけど2Fで優雅に見たりしたことないんで……ライブ後に入院騒ぎになったのもイイ?思い出話。

ただまぁ、もう1度見たいと思ったとしても見終わったあとまで雰囲気に酔ったりテーマが気になったり、ああだこうだと自問自答したり……そういう『後に残るもの』はあまりないような。

これがクドカンだからなのか、新感線だからなのかはよくわかりませんが。

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『HEDWIG AND THE ANGRY INCH (ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ)』@パルコ劇場、行って参りました。

金をケチって観劇を映画とCATVに振り分けていた今年初の観劇です。



■それは『ヘドヘド通信』から始まった



bonideさんから誘われてチケットをお願いしたヘドウィグ。

それは『ヘドヘド通信』への強制参加から始まった。(笑)

メーリングリストーオーナーと変身したbonideさんの準備号からはじまり番外編とかは除くと号として実に14号まで発行された強制メーリングリスト『ヘドヘド通信』。

観劇メンバー8名がローテを組んでヘドへの思いだったり、自己紹介だったり、二巡目には思い出に残る観劇の発表だったりと盛りだくさんで二ヶ月ちょいぐらい? 発行され続けました。

たまに飛び入り参加もあり。

いやいや、皆さん個性的で面白い。

その面子のままヘド・オフつうか二次会でしたし、濃すぎるんでは……?



■そして『ドレスコード』(?)



ま、正確に言うと『服装注意』もっと簡単に言うと『汚れてもいい服で来いよ』てこと。

ライブじゃないのに、観劇なのに『汚れてもいい服』???

混乱する私に追い討ちをかけるbonideさんのメール。

「お茶とか変なもの降ってきたらやばいよねぇ」

え、何っすか。どういうことっすか。変なものって何っすか!?

そう、われわれの座席はなんとパルコ劇場で初めて体験する最前列! だったのです。

(2列目まではあるんだが)



■ビニールシートと演劇に関する考察



さて当日。会場の座席に向かう。

するとそこにはビニールシートが。

注意書きも一緒に書いてあって、演出上何か(水分が)飛んでくるからこれで身を守れってことらしい。

おいおい、スプラッシュマウンテンかよ!

会場が寒いので、ビニールを広げ膝掛けにする。あったかい……。

横並びでヘドヘド通信仲間で膝掛け状態にする。

いや、別に何か飛んで来るのがイヤってわけではなく(あ、イヤかも……笑)、ビニールって温かい。

新聞紙・ダンボールとかでもそうだよな〜、ダンボールハウスガールならぬ、ビニールハウスガールかうちら。



■そしてヘド開幕……



ワタシは今回初ヘド、隣のいわしさんは映画のみ。

他の面子は皆再演を楽しみにしているということで、実質何も予備知識がなく見るのはワタシだけか。

実は前々日までアングリーインチの意味もわかっておりませんでした。

1インチって何センチ? 1寸? みたいな状態で会場入り。



三上博演じるヘドウィグ、デカイ! 席が近いからってのもあるけど、でかいドラァグクィーンが目の前にどんん! といてすごい迫力。

目、合いそうでした。

何かヘアスタイルすげえ。でも妙に可愛いと思う瞬間あり。

会場に乱入して『オヤジ狩り』したりすんだけど、見に来ていた石田ゆり子の連れにからんでしました。

汗も飛び散る、口に含んだ水(多分酒設定?)も飛んでくる、ラストじゃトマトも飛んでくる!! うわぁああっ。

全てを脱ぎ捨ててブラの中に入れていた『胸の代わり』が前半にモチーフとして上がっていたトマトという演出は、やられた、とか思ってしまった。でもトマトは当たりたくない。必死で防御防御。

bonideさんには見事ヒットしてたけど。



年代的には結構最近の話らしいんですが、いまいちヘドの歌を盗んだ彼ってのが誰なのかわからん。

ワタシが最近アメリカの音楽事情に疎いだけで、皆は知っているのかしら。

あらすじ読んで書いてあるヘドのマークへのストーカーぶりは芝居上だとよくわからず、どうしても芝居の方はメタファー部分をごっそり抜いてきたつくりなので、初見のワタシにはわからん部分が多かったかな。



ヘド通信仲間kiyocoっちの師匠・右近さん繋がりでエミ・エレオノーラさんが出演されているのは知っていたはずが、芝居半ば、いやほぼラストまですっかりそれを忘れていた。

舞台上に女性がいない……と思ってて、でも途中から「あれ、イツァーク役て女がやってるよな」と気づき、ラストでおお美人さんだ! と気づいた間抜けぶり。男女のヘドに対して女男として配してるんだなとは思いましたが。

公式サイトの表記は「イツァーク」なんだけどワタシの耳には「イザーク」に聞こえて、イザーク、イザークどっかで聴いた名前だなあ……と思っていたのですが、ひかわきょうこの漫画ですな。はははは。



■宴の後



宴の後は台湾料理で二次会!

ヘド通信メンバー集合して大きな机で延々変な話を続ける。

そして全員の共通点がスタジオライフっていったい……誰もが通る道ということか、いやそんなはずはありえねぇ。



HEDWIG AND THE ANGRY INCH

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遅ればせながら今日(さっき)サモアリナンズの倉森さんが逝去されたと知りました。
わたしはタマオさんがらみでホールアンドナッツ行っただけだけど
倉森さんお気に入りだったのに……
まだ若いし、若いからこそ早かったのか、詳しくはわからないまでもちょっとショックです。
冥福をお祈りします。

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■今回二度目の観劇の理由──宗方コーチに会いに・・・・

観るつもりなどなかったのに、あれよあれよとチケットを手に入れてしまった『エリザベート』内野トート版。
先月末に山口トートで新生エリザを堪能した後、もう1度朴ルドルフを見よう、どうせなら宗方コーチで見よう、て思ってしまい。

ドラマで見るウッチーて異様な魅力があるというか、テレビじゃ浮いてるんじゃ? という妙な緊迫感がありますよね。
『エースを狙え』でさらに浮いているってすごいことですもの。
「女の成長を妨げるような愛し方はするな」
なーんて言われてみたいものです。そんな才能ないですが。

しかし内野っちと言えば『音に不自由な方』もしくは『歌に不自由な方』。
エリザ初見は内野トートだったにも関わらず、その後ガンとして山口トート以外見なかった理由は
「歌を聴いてていつ音程がはずれるか、リズムが狂うかドキドキしながら観るのは辛い!」
ということ。
初演での衝撃的音痴ぶりはわたしの記憶には鮮明なのでした。
ところが最近は「だいぶ上手くなった」との評。
レミゼで全国行脚をしているうちにいくらなんでも上手くなっているだろうとも推測が付く。
そして今回も「演技はすばらしく、カッコイイ」との評判。
おーし! とチケットを確保したのでした。


■もう音痴とは呼ばせない!(笑) ロックンロール内野トート

いや、結論から言うと、非常に上手くなっていました。歌。
残念ながら山口トートのように聴いてて陶酔とかは出来ないんですが
音を外すかも、とかリズム崩れるかも、などの心配はいりませんでした。
ただまあ、音域が狭いなあとは思いましたが。1オクターブの中で用を済ませている感じはありますよね。

『最後のダンス』なんて、ほんと山口トートと違う。
山口<バズーカ>トートの見せ場の1つでもある『最後のダンス』ですが
内野トートの場合、すんげえロック調。
「♪お〜〜お〜れええええ、さ〜〜〜♪」
と最後に締めるところも、山口<バズーカ>トートがもう爆音で陶酔しまくって歌っているのに対し
音程を意識したロックって感じで裏声で一部歌ったりする内野っち。
ロックだ。

そして何より身軽だ。笑
山口<のっそり>トートがおっちらおっちらはしごを降りてくるにに対し
内野トートは消防隊員のようにバーをすべり降りてくる。
馬車から飛び降りる所作1つ取っても、足先まで意識を配った感じ。ストン、と飛び降りる。素敵。
表情も豊かで、周囲の台詞1つ1つにもう完璧に演技してる。
山口<黄泉の帝王>トートがそのおおらかさゆえに大雑把にやってるところとは大違い。
ま、わたしはその超越した帝王振りが逆にトートらしいかなと思うんだけどね、祐一郎は。
内野トートは人間みたいですし。


■鈴木フランツふたたび!

いやー、そしてやっぱフランツの鈴木さんは好きだ。石川さんもよかったが、やっぱわたしの中ではフランツは綜馬さんだ。
カッコイイわな。。。
毎回やってんのか、たまたまなのか(以前やっているのは聞いていた)
終演後に綜馬さんのCDを買った人に対する握手会をやっていた。
わたしはCDは買わないんだけど、前日に買ったムービーデジカメを持っていたので、ここぞと激写!笑
フランツの扮装でそのまま出てきてました。
近くで見るとタッパもあっていい男です。


■「おはようございます」って難しいのね

とまた思った朴ルドルフ。
KBSの映像でも小池先生と話してましたが、韓国人にとって「おはようございます」ってすごく難しい発音らしい。
単に通じるように言うという意味ではなく、日本人の抑揚で発音するのが難しいらしく
今回も「おはようございます」は失敗してましたねー。

『闇が広がる』は山口<バズーカ>トートとだと声が聞こえなくなったりしがちでしたが
内野トートとだとバランス良。


■プチルドの未来

ちなみに今回もプチルドは塩野魁土くん。
歌うまいよねー。
彼はパンフレットで「将来はトート役を狙っている」と堂々と明言してるんだけど
おねーさん、君がトートやるまで生きてないかもよ・・・涙
山本君のガブローシュを見た人も同じこと思ってたかもねえ。。。


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