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[hiroic's various Review & Daily Memo] Hiroicによる映画・ドラマ・本・芝居・四方山などに関するれびゅー
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作/中島梓
出版社/ちくま文庫

ReviewWriteDate:2000/10/1
LastUpdate:2000/10/1

Note:
中島梓が『海燕』に1994年5月号~1995年4月号までに連載した文芸批評。基本的に毎回テーマが違う。乱捕りよろしく文芸誌を総なめにした第1回から、吉本ばなな、W村上、新人賞、演劇論、大江健三郎などさまざま。

Story:
文芸誌はいったい誰が読んでいるのだ!? みんなが思っていても口にしなかったことをズバズバと指摘する。吉本ばななはほんとうにすごいのか!? ダブル村上をどう読む!? 1960年の文芸誌をひもとけば!? つぎからつぎへと舌鋒するどく斬り込む中島梓流無敵の文芸批評!!(背表紙より)

ヒトコトReview:

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胸がすく一冊、言ってやったりって感じ
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わたしは栗本薫氏の本はあまり読んでいないのだけれど、何故か中島梓の本はよく読んでいる方だと思う。
なんにせよ、彼女の文章は怒涛である。
すごい勢いで読ませるし、句読点だけでいっきに飛ばしたりもするんで、たまについてゆくのが大変だったりもする。ダメな人はからきしダメでしょう。
わたしはそういった文章をより評論の文章で読むのが好きな人間だ。
とんでもない口語体で、色んな評論家たちが小難しい言葉で並びたててくる理論を、あっさりといいのけてしまったりするのが快感なのだ。


■流行りモノとわたし

わたしは天邪鬼なので、流行りの作家はあまり読んだことがありません。
どっちかっていうとすでに生きていない前時代の作家を好むような。
そんなわけで吉本ばなな、W村上にはまったく明るくないわけです。

中島氏が吉本ばななの周辺事情?に対して言っているので面白かったのが


世の中のベストセラーには2種類ある。ごく普通の、まったくインテリだという自負もなければてらいもない人々が「読んでないと遅れて恥ずかしい」と感じるものと、それなりにインテリだと自負(自負だけの場合のほうが多い)のある人々が「あんなもの読んでいると思われたら恥ずかしい」と感じるものだ。「ノルウェイの森」なんかは完全に後者であって「本屋であんなものを手にとっているところを見られたら世間体が悪い」というような感覚があった。

うわ──まるっきりわたしは後者だね。
わたしにとっての流行モノというのはこんな感じ。
読みもしないで感じていることももちろん多い。
ただ、人間1年は365日しかなくって1日は24時間だし本読んでるのなんて内1時間が精一杯。
はずすかもしれない本読む元気はないしやる気もないわけです。

吉本ばななは遠い昔、図書館で『キッチン』だったか『TSUGUMI』だったかを借りてきて読んだことがあるんですが、正直「えーと、何だったの・・・?」て感じだったので正直印象は悪い。
何かおこるのかと思って読んでたらいつの間にか終わってしまったというか。

それにしても中島氏の書評がおもしろいのなんのって。
これはもう原文を読んでいただかないと空気が伝わらないものなんで内容は割愛しますが、わたしが読んだら同じ叫びをあげそうだわ。(笑)

対してW村上論。
中島氏は「売れるのは仕方ない。だっておもしろいから」てな感じで(もちろん、もっと色々言っていてます。ここでは一部を抜いただけ)だったら読んでみようかなーと思った。
じつはわたしはW村上は読んだことがない。
大昔「ノルウェーの森」が流行ったときに初めて名前を知ったんだっけ、村上春樹。
なんかのクリスマス本かと思っていましたわ。中学生ぐらいかな?

あ、あとシドニー・シェルダン論もおもしろかった。
高校生ぐらいのとき友達に「面白いの!」といわれて借りて、「なんなんだーーーー? これは小説なのか? 本当に面白いのかーーー?」という現象を味わったわたしとしては・・・。


■ぜひ一読を

なにやら断片的なレビューになっていますが、この本自体がそもそも評論であり批評なんでそれに対してレビューもへったくれもないわけです。
本好きを自称しているなら、是非ご一読を。
読んで「そうだそうだー!」て盛り上がれればわたしと感性が似ているということが判明。
(判明してもうれしくないか???)

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