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[hiroic's various Review & Daily Memo] Hiroicによる映画・ドラマ・本・芝居・四方山などに関するれびゅー
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作・演出/わかぎえふ

ReviewWriteDate:2000/10/21
LastUpdate:2000/10/21

Cast:
わかぎえふ(キキョウ)/及川直紀(安達勝道)/コング桑田(松平直政)/生田朗子(お夕の方)/藤田幸恵(藤原桂子)/朝深大介(紅情死郎)
ツバメ(久野麻子)/安井邦彦(河野竜之進)/風間水希(茜)/菅川裕子(サギリ)
野田晋市(菊之助)/千田訓子(あやめ太夫)/尾崎美樹(月姫)/磯川美樹(お洋)/西尾崇(古谷忠之)/恒松崇浩(高嶋義信)/可児仁志(可児丸/小田切)/坂口万紀(お亀)/大庭英紀(政々)/佐々木智史(雷鬼)/谷口友梨(華姫)/中山毅一(香代の方)/松下詞子(コヨリ)/水谷有希(ツバキ/新富屋)/安田武敬(幽鬼)/小林仁(赤鬼)/原田篤志(炎鬼)/升田祐次(烈鬼)
山本信記(トランペット)/江崎将史(トランペット 9/25,27のみ)

2000/10/12~22 @本多劇場

Date:
2000/10/15 15:00 H18

Note:
リリパット・アーミー6年ぶりの本格時代劇。

Story:
日本一の興行師、菊之助のもとに安達家から興行の依頼が入る。
その興行とは松平家をまねいた茶会。松平家はその茶会を失敗させ安達家に恥をかかせることで娘月姫と安達家の子息との結婚話をなかったことにしようとしているのだ。
安達家はなんとかこの茶会と併せて行われる婦人同士の衣装比べを「勝っても負けてもいけない勝負」として菊之助に依頼をしたのだった──。




ヒトコトReview:

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浪花のサービス精神満開の大団円
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時代モノに弱いのは以前述べた通り。
以前から一度リリパット・アーミーを観てみたいと思っていたので時代劇ということで初チャレンジ。
さて──。


■歌と踊りの大サービス

お話はもう大団円。
歌舞伎を意識したというわかぎえふ氏。
それがなんとなく納得。歌舞伎くわしくないけどこういう感じありそうとうストーリー。
あげく『双子が生まれ一人を殺した』と言われれば、そら主人公菊之助が実はその殺したはずの子供にきまってるじゃん! 的な思い通りの展開がここちよい。
この菊之助役の野田さん、カッコいい~!
へなへなしつつも芯がありそうで、でも甘ったれって感じがよい。
他の芝居でも観てみたい。
(シアターガイドの『わたしの今月』コーナー出てるんですね。写真違うじゃないっすかあ。本物のがいい!)

ただちょっと気になったというか不満なラスト。
菊之助は実は摂関家のおぼっちゃんが家出して自分のやりたいこと=興行師をやっているっていう設定なのに
養母である桂子に華姫との縁談を薦められても「実はロリコン気味だから丁度いい」とかいって結婚しちゃう。
まあ、甘ったれのボンボンが家出してっている話なんだからそれでもいいんだろうけど
腐っても女性ファンはそうは納得せんぞー。
そこでまた家出ぐらいしてほしいもの。カッコいいキャラにそう簡単にロリコンって言われても納得できないわ、感情的に。


■東京のオーディエンスは???

前日、やはり歌と踊りの『WHITE』だったわたし、なにやら歌と踊りに縁のある週末。
踊りはまあ決してうまいわけじゃないんですが、パワーがある。
ただ、観客のノリが悪いのかな、と思った。
(もちろんわたしのノリは悪い)
このリリパット・アーミー、大阪が拠点らしい。
「てことはこのシーンなんかも静かに見たりしないで、ちゃんとノッてあげて手拍子とかじゃないの?」という場面でも東京のオーディエンスは静かに観てるんですね。
だからエネルギーいっぱいに歌い踊っている舞台がどうも違和感、というか壁ができちゃうというか、そういう感じでした。
絶対東京と大阪のお客サンって違うと思うんですよね。


■謎のちくわ

カーテンコール時、「本公演ではおなじみのー!」と言いながら突然ちくわが配られ始める。
リリパット・アーミー初見の上、予備知識のないわたしはびっくり。
でもみんな普通に騒いでるところみると、おなじみなんだろうなあ。
おなじみってことはみんなリピーターだったりファンクラブに入ってたりするの?
わりに観劇中のノリがいまいちだった気がするんだけど・・・

終演後、わかぎえふ氏とコング桑田氏登場。
平日のチケット売れてないから今日の半券で1000円引きます! とのこと。
そんなチケット売れてないの?
結構おもしろいのに。
かくゆうわたしは平日下北沢に行く元気がないから日曜観劇。


■突然のサイン会

なぜかサイン会。終演後のロビーです。
サインするのは野田さんと千田さん。
パンフにサインしてくれるらしい。このパンフ、すごく小さくて便利。中身もおしゃれ。キャストの写真がよいのです。
野田さん素敵モードのわたしはサインもらおうかちょっとだけ悩みはしたものの、早く家に帰りたかったので遠慮してしまいました。
今思うともったいないかな?
最初から最後までサービス精神満ち溢れるリリパット・アーミーでした。

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