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[hiroic's various Review & Daily Memo] Hiroicによる映画・ドラマ・本・芝居・四方山などに関するれびゅー
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2012年12月、ついに会社を辞めて上海に語学留学してきました!


本当は現地で毎日日記を書こう! と思いPomeraをもって行ったのですが書けたのは1日だけ。
毎日予習復習でぐったり! で結局何も書けてない……
でもせっかくの日々を忘れてしまうとあまりにもったいないし、忘れたくないので日記ではなくトピックスごとに記事を上げていきます。
 

長らく中国をやってきたけれど、実戦経験に乏しく老師に
「相当喋れてる」
と言われてもまったく自信がない……
旅行で喋る会話なんてタカが知れているわけで。
だからこそ今回はそれを実戦経験に変える! がテーマ。
 

さて、留学先をどこにしよう?
 

当初から候補は上海と台湾でした。
何故か、それは寒いのが嫌いだから。
北京、大連は冬に行くにはしんどすぎる。
香港はあったかいけどあそこ街中広東語(普通話も通じたりはするが)。
 

で最後まで上海と台湾で散々悩み、結局最後の決め手は【学校】でした。
次に紹介する学校が気に入ったから行ってみたかった! てただそれだけ。
 

ちなみに仕事しながら準備をしていたので金にあかして旅行会社丸投げ手配です。
いくつか留学手配エージェントや旅行会社を見積もり、行きたい時期に行きたいエリアにいけるプランを探し、かつマンツーマンで授業できるところを探しました。
 

てことでめでたく?12月、成田空港から出発です!

 

成田空港

成田空港クリスマス

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ハンスキンリポマイドクリームです。
ハンスキンといえばBBクリームというイメージだけど、こちらはスキンケアライン。
小林製薬のヒフミドがすごく良かったんだけど、高すぎてシンドイので韓国コスメでセラミド配合のものを探した次第。
感触はヒフミドより若干落ちるけど、値段は圧倒的な勝利。しばしこちらで頑張ります。

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そろそろ一ヶ月かな。
購入後可能な限り履いてます。
並行してダイエットもしてるんでこれだけの効果は不明ですが、とにかく歩きやすい!


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NewBalanceのポスチュアウォーキングモデルを買いました! NB WW60です。

ずっと狙ってAmazonのカートに入れていたのだけど、突然価格がぐんと下がったので慌てて購入した次第。本当はJavariでサイズ見て買おうと思っていたのだが、そっちの価格は変動せず。Amazon本体だけ値下げになったので……。
色はチタニウムシック。この色だけが突然6100円まで下がってたんだけど、何故でしょう。もともと狙っていたから嬉しい限りなのだけど。

サイズは普通の靴だと23ですがウォーキング前提なので23.5にしました。楽天のレビューなんか見るとやや小さめのつくりってことだったので。
結果正解。ぴったりです。
靴自体がふわふわやわらかく変に当たったりしないのがいい。
これで歩くぞー! あ、あとTANITAのカロリズム買わないと……。


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ソーラーキャンドル前々から欲しいなあと思ってみていたフェリシモのソーラーキャンドル。

先日の東日本大震災一周年の時、お部屋で自主的キャンドルナイ(LEDですけど)トをした時にもやっぱキャンドルいいなーと思っていたところに、フェリシモの『ニコイチ』プロジェクトを知り、参加してみました。

普段は1700円のLEDソーラーキャンドルですが、2000円で東北に1つ寄付され、差額300円が基金に回るというもの。
アルモンドリングに続き、フェリシモでの支援活動への参加です。フェリシモのこういうプロジェクトとかやっぱりいいよねー。エコエコ言ってる割に包装とかカタログ量とかが全然エコじゃないとこがおかしな会社でもあるんだけど。

てことで届いたのは「シチリア島に花咲くアーモンド」でした。
ブルー系がよかったのだけど、ピンク系でした。
来月もこのまま届けてもらって別の色狙うかなー。
写真みたいな色でゆらゆら光ります。

ちなみにまだソーラーでガンガン蓄電できてはいません。届いたのが夕方だったのと、今日お天気悪かったので。
ただ600回蓄電できるのと、その後も電池を自分で交換できるのはヨイ! ですね。

追記:そして2個目も届きました!

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SONY NW-A856今更ながらSONY NW-A856を購入しました!

2年前にSONY NW-S645を購入して以来の買い替え。
というか追加購入、かな?

S645は2011年春頃バッテリー交換しているのでまだまだ使う気だったのですが、16GBの容量がパンパンになってしまっていて、毎度データを入れ替え&取捨選択して追加してゆくのがだんだん面倒くさくなってきてしまい「おし32GBが欲しいぞ」と新型を探し始めたわけです。

かれこれ3台ずっとSシリーズを購入してきたので、当然今回もSシリーズを買うつもりだったのですが、今回買ったのはAシリーズ。S
NW-S645の次のタイプは丸っこいビジュアルで好みでない(iPhoneにしても3より4が好き。丸っこいフォルムよりも角ばったフォルムのが好きなんです)、2011年秋に出た新型はかたちは好みだったのですがプラっぽい質感がいまいちで、色もこれぞというものがない。
うーんどうしよう……
と思っていたところ、2010年11月発売のAシリーズが手持ちNW-S645によく似ているということを発見。
旧型なのでそろそろ市場から消えてしまうだろうと急いでNW-A856ぽちりました。
値段は1万4千円ちょい。Aシリーズとしてはかなり安くなってたと思う。

■サイズ比較
SONY NW-A856
NW-S645と比べると親子みたい。
NW-A856の方が一回り大きいです。
なのにボタンはNW-A856の方が小さいのは何故。
ついつい以前の調子で操作すると、押し間違えてしまう。
こいつは誤算だった。
液晶の大きさにこだわるあまりボタンが小さくなったのかなー。
多分慣れの問題だと思うけれど。
SONY NW-A856
新型のAシリーズはタッチパネルになっているけど、Walkmanはポケットやかばんに入れたまま音量調節や曲送りをしたいので、物理ボタンは必須だよなーと思う。

■画面きれい
有機EL液晶は手持ちSシリーズよりかなりきれいかも。
液晶サイズも大きくて今までの壁紙だと縦が足りなかったので作り直したほど。(それでもなお睡蓮の壁紙……つかフジマキどこいったー!!!)
ジャケット画像も今までのものだと粗く目が見えてしまうものが多くて困る。
差し替え大変そうだ。SONY NW-A856

■ちょいききMora
なるものが機能追加されてました。
お! と思ったのですが3回しか聞けないのでは購入吟味にまで至れない……

■おまかせシャッフル
なるものも増えたみたい。
以前のバージョンであったインテリジェントシャッフルみたいなもんですな。
xアプリ側で解析した内容に即してシャッフルされるみたいですうが、あんまつかわんなー。
音楽以外にもDJCDやPodcastやドラマCDなど、混在しまくっているので……
SONY NW-A856
■その他の機能全般
基本的に機能は手持ちSシリーズとほぼ同じ。
慣れているから使いやすい。

■音について
音もAシリーズだからどうってのは正直わからないかな。
もともと容量節約のためかなり圧縮しまくったレートのAtracファイルを使用している上、貧乏な耳なのであまり音の差がわからないのです。
以前Loslessタイプの音源と必死に比べてみたけれど「まあ違う気もするが劇的に違うとも断言できない」というのが結論だったので、圧縮しまくり。
itunesで購入したファイルの音がスカスカってのはわかったけれど、Atracてかなりいい圧縮フォーマットな気がする。
音については出力機が重要だとも思うし。
オーテクのいいヘッドフォン使えばそれで天地ほど音が違うし、イコライザ設定でまたかなり違う(オリジナルイコライザ設定しないと使用できないのも確か)。
おんたま
■お風呂用walkman
てことで旧型Sシリーズはこのままお風呂用&ライブ時用に格下げです。
おんたまというお風呂用スピーカーに入れてビバ半身浴。
さらに1台前のWalkmanはそろそろお蔵入りかな。


 

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ちょっくら香港へ行って来ました。
過去の文章を漁っていたら気がついた、前回の香港は2001年。
てことでまさに10年トリップな香港。
 

初めての場所ではないんで観光はあまりせず、地元民的な動きをしたりしていたので、いくつか10年前と違うなと思ったことのみ覚え書きしておきます。
 

●日本人が消え失せた
かつて日本人観光客で溢れていた香港から日本人が消えた。消えてた。
歩くだけで日本語で「ニセモノ時計アルヨ」と声をかけられていた10年前と違い、歩いていると何度も地元民向けアンケートばかりを聞かれる。日本人だなんてカケラも思っていない彼らの様子からして、日本人が消えてもう何年も経つのだろう。
で、日本人はどこ行ったんだ? ──韓国だろうな(笑)
かくいう自分もこの10年の間に韓国には行ってるし。
映画もドラマも今は香港ではなく韓国が元気、てことでしょう。
あとまあ日本の景気の悪さ、でしょうね。震災関係なく。
 

●英語も(かなり)消え失せた
以前はどこ行っても英語でOKだったのだが、ホテルなどの特殊な場所以外ではあまり英語を喋ってくれなくなった。
かつ、自分の英語力も10年で総崩れ状態だったので、なおさら。
 

●わりかし普通話が通じる
広東語圏の香港ですが、昨今普通話熱がすごいというのと、日本人観光客の代わりか大陸から観光客が沢山来ているみたいで、普通話があちこちから聞こえる。
免税店なんかでも、日本語で話しかけられることはなく、最初っから大陸観光客だと決めてかかったかのように普通話で話しかけられるし。
とりあえず英語が駄目になっている今、意思疎通は普通話のみの私、英語で話しかけられても返事は普通話状態でした。
 

●ブランドショップが山ほど
ここは銀座かいな? と思うほど香港島側はブランドショップに溢れてた。
ホテルがやや辺鄙なところだったのでトラムを多様してたのだけど、トラムに乗ってるお嬢さんの膝の上にはMIUMIUバッグだったりするんだ。
ちなみにトラムは全区間2.3HKD、つまり23円ぐらい。激安の庶民の足。
現地ではトラムばかり乗っていました。次第に車窓からそこがどこだかどこを曲がるかわかるようになったほど。

トラム駅
トラムの車窓から


●ビジネス界隈、日本人が見当たらない
今回、ジュエリーデザイナーのpearlさんの出張にくっついていく形での訪香だったのだけど、肝心のジュエリーショーでは本当に日本人の姿を見なかった。
いるのは中国人、インド人、ユダヤ人。
今や彼らの中だけ(=世界)でお金が巡っているのだろーと推測される。

中国の発展はいくつかステップがあると思うのだが、やはり2008年の北京オリンピックは外せないのだと思う。
中国語を勉強し始めた当初、2008年までには、てのがちょっとした目標だったし。
下の写真は香港のゴーズウェイベイ付近の歩道橋。なんだ? と思ったら北京オリンピックカウントダウンだった。
オリンピック階段
 

●食べ物は相変わらず激安
12HKD(120円ぐらい)からせいぜい44HKD程度で満足できてしまう、安さ。
もちろん高いお店もあるけど、ゆうても東京で一食美味しいもの食べたらそんなもんじゃすまない値段がかかるので、やはりチープ。
香港食べ物

 

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フェリシモのアルモンドリング、東日本大震災チャリティーVerが届きました。
前々から気になっていたのを、ようやくぽちった感じですが、なかなか質感もかたちもよかったので満足しているところ。

アルモンドリングとは……

アルモンドリングはデザインで世界をしあわせに導くフェリシモとユネスコ共催のオンラインコミュニティー「DESIGN21:Social Design Network」から生まれたチャリティーリングです。世界的に著名なデザイナー、リチャード・ハッテン氏がデザインした基金付きリングを販売し、ユネスコ本部をはじめ、さまざまな社会的活動に寄付してまいりました。

とのことで、企画ごとにチャリティーとして分配されるあて先が変わります。
今回買ったのは東日本大震災チャリティーでしたが、他にも乳がんと闘う、飢餓をなくす、などのテーマがあって、購入価格のいくらかの%が寄付されます。

前々からダイアモンドつきのゴールドの(地球環境を守れVer)が欲しいなあと思ってたのですが安くはないので躊躇ってましたが、このシンプルながら少し変わった形が気に入ったので、買い足してもいいかなと思う。ブルガリのチャリティーリングは買ってあげられないけれど、これなら……と。
ただサイズがないみたいなんで(中指なので11号)、乳がんと闘うピンクゴールドのもので諦めるか……悩む。

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ダイアログ・イン・ザ・ダーク

Have you seen the unseen?
目以外の何かで、ものをみようとしたことがありますか?


以前から周りの友人たちがバラバラと、そしてこぞって参加していたダイアログ・イン・ザ・ダーク
いつか自分も参加しようと思いつつ数年経ってしまっていたのですが、ふっと夏前に思い立ちサイトを探したら8月に一期一会ユニットがあると知り、思い切って参加してきました。

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは暗闇の中の対話のこと。
普段視覚でものをとらえている人々が、暗闇エキスパートである視覚障害をもつアテンドの導きで、闇の中を進んでゆくというもの。
曰く、真っ暗闇のソーシャルエンターテイメントだそうだ。
 

チームは8人。結局2人遅れたので6人+アテンドでのユニットだ。
全員がその場で出会った見ず知らずという関係で、明るい場所ではほとんど言葉も交わさぬまま暗闇へ突入する。
そして一番最初の暗闇でお互いの『名前』を交換するのだ。
あだ名みたいなもの、といわれたこともあってそれぞれが苗字でなくて下の名前を名乗った。何となくそれが相応しいってことを全員が知っている感じ。
慣れない『名前』が次第に意味を持つ『名』に変わってゆくのを予め知っているかのような感覚だ。
 

さて、ここで一番最初に飲み込まれた闇について書いておきたい。
正直、この日本で──いや地球上でこんなにも完膚なき闇があるとは思わなかった。
ぱっと最後の灯りが消された瞬間、思わず瞬きせずにはいられない暗闇が襲ったのだ。
目を瞑っても開いても、まるで変わらない完全なる漆黒。
髪の一筋の明かりすら、うっすら人の輪郭を捉える影すらもない。
言葉としてそう表現される闇をわたしたちは本などで山ほど読んできていたはずだけれど、本物を見たのは初めてだった。
何も変わらないというのに、何度も瞬きして、見えない目で何かを見ようとしてしまう。
けれど本当に何も見えない。メンバーの気配はあっても姿はない。
 

闇の中でわたしに襲い掛かったのは、恐怖だった。
その場で回れ右して帰りたいと思うほどの、本能的恐怖だ。
ワクワクとか、緊張とかそいういうレベルではない。まあ、もとから自分はビビリなところがあるので全員がそれを感じたかどうかはわからないけれど、多かれ少なかれ似たような感覚は芽生えたのではないだろうか?
視覚障害者用の杖を握る手に、じんわりと汗が浮き上がる。
 

けれど元気なアテンドは「さあ行きます!」とばかりにメンバーを闇へと誘うのだ。
いや、正確に言うともう右も左も前も後ろもないから、必死で声がする方向へくっついているというレベルなのだけれども。
白い杖を片手にぎゅっと握り──これが命綱だ──空いた手で何も見えない空を掻きながら誰かの体温を探すようにして扉をくぐった。
 

一番最初にやってきたのは、多分公園。多分、というのは目で見たわけではないから実際のところよくわからないからだ。
ふわり、と土の匂いがして、どこからか水音がする。
真っ直ぐ進もうとすると足がひっかかって、おやと思うと木があったりする。
メンバーたちはお互い声を掛け合いながら「ここ段があります」「ここ木だよ」「あ、ベンチだ!」などナビゲートし合う。
最初はどうしていいかわからなかったけれど、どうも皆がいれば何とかなるらしいという希望も湧いてきた。
 

明かりの中でアテンドの説明を受けた時もそうだったけれど、この世界でははっきりと『声』にしないと何も伝わらない。
日本人的な「空気読んでくれるだろう」の世界はない。だから「大丈夫ですか?」と聞かれて小さく頷くとかではコミュニケーションは保たれず、「はい、大丈夫です」という明確な意思表示が必要となる。
なるほどこれは会社の研修につかうのも効果抜群なプログラムだろう。
 

公園を抜けて次の場所へ行く時、川を渡ったのだけれど、手すりもない丸太の橋を越えたのだが、これも「橋を渡りますよ」というアテンドの声がなければ、全員川に落っこちていただろうから、言葉というのは本当に大切なのだなと思う。
アテンドの言葉によって闇の中に『橋』が生まれるのだ。
何もない場所に橋が架かる。
それは見えていなければ存在しないも同じだった橋を、現実のものにする魔法の言葉のようだ。
 

公園の次はお祭り。
そこにはブランコがあったり(闇の中で乗ると酔うこと判明)、スーパーボール掬いがあったり、お面が売っていたりとどこか懐かしい夏の『景色』が広がっている。
後から気づいたのだけれど、どうも八月は夏用の特別会場になっていたらしいので、普段参加するとまた違った世界を体験できるのかもしれない。
 

皆で輪を作り音の鳴るボールを投げあったり、気がつけば全員の声と名前が(顔もわからないのに)聞き分けられるようになっていたり、自分が触れた何かを誰かに伝えたくて声をかけて指で触れさせたりと、いつの間にか不思議な一体感が芽生えていた。
目が見えないからこそ通じ合う対話がそこにあるのだ。
 

そして夏の終わりは干草の上に座って、線香花火の音を聴くこと。
線香花火なんてもう何年やってないだろうか。
 

最後に暗闇なカフェでお茶とお菓子。
テーブルがどこにあるのか、椅子がどこにあるのかも全部手探り。
お金を払うときも硬貨を指で触って確かめて、ああ五百円だなとか百円だなとか。
お酒もあったのだけどとりあえずコーヒーとお茶菓子と、夏のおまけだったらしいハーゲンダッツもいただいて──しかし闇の中でご飯を食べるのってほんと大変だ。
 

なにやらどこからか「花いちもんめ」の声が響いてくる。
暗闇で花いちもんめ?? と思ったらどうやらそういうユニットもやってるらしい。どうやってコミュニケーション取って花いちもんめするのだろう? すごい興味あるし、懐かしいから今度参加してみたいなあと思いつつモグモグ。
 

席について落ち着いたこともあって、メンバーからアテンド、バーテンさんへの質問ラッシュ。どうやってお料理するの? どうやってグラスに水を注ぐの? 多くの答えは「慣れが大きい」だったけれど、未知の場所や未知ものもなら当然慣れるのも大変だろうし、簡単なことではないだろう。けれど、それが当たり前なのだからさして言うこともないという意味かもしれない。
 

当たり前なことは、人によってまるで違う。普通なんて本当は何もないのと同じだ。
いつの間にかこの暗闇に慣れつつあることが、多数決における普通がさして意味を成さないことを伝えているとも言える。
とはいえ、最後の最後までわたしの闇への恐怖は完全には消えてはいなかった。
それは未知の世界だからというだけでなく、やはり視覚障害を持った人たちも心の隅で常に抱き続けている感情なのかもしれない。何かが怖くなければ、返って危険だとも言える。
 

そして90分の暗闇が終了し、光を取り戻した時は返って目が眩しいと感じるほどだった。
声と気配、体温だけだったメンバーたちが一気に明かりのもとに曝された。
 

そういえば昔から疑問だったのだ。
目が見えない世界というのは、闇なのか、真っ白なのか。
そもそも色などという概念で測れるのだろうか? と。
どちらが正解なのかを、わたしたちは知らない。途中で視力を失った人がその世界を黒で表現するのならば、やはり闇色なのだろうけれど。
 

普段こうして気持ちを文字に起すときは、大抵最初から書くことが決まっている。
いつもスパンと自分の考えが決まっていて、あとは文字の連なりに変えてゆくだけ。いくつもの考え方があって、それを理解しつつもでも自分はこっち寄りってのが明確なのだ。
けれど実は今回だけは、こうして書きながら迷いがある。
迷いというか、正反対なものが同じ重さでどんどん覆いかぶさってくる感覚があるのだ。
 

闇の中で感じた強い連帯感、声、名前の持つ意味は、光の世界では簡単に消し飛んだ。
暗闇で名乗りあったメンバーは、光の中では誰が誰かわからない状態なのだ。
声を聞いても、それが誰かという自信がない。確認が持てない。
どんなに人々の距離が闇で近づいても、目でものを捉えた瞬間、そちらが優先されるのだ。
闇の中では存在しなかった距離感が、光の中では存在する。
 

暗闇の対話には意味がある。強い意味を感じた。けれどそれは暗闇だからこそだという冷めた理性の囁きが聞こえてくる。
ではこの対話には意味がなかったのか? ──そんなはずはない。
 

闇の中では人と人の間にある距離は『見えない』。
だから距離がないと感じるのか、だから距離がなくなるのかもしれない。
人間はそこに『ある』と実感できる何かがあって初めてものを認識する。
暗闇に突如現れた金魚すくいのパイも、丸太の橋も、触れて声をかけられて初めて『現れる』。
 

闇の中でわたしが強く感じたのが、『ない』ものが『現れる』瞬間の驚きと嬉しさだった。
それは見えないだけで、ずっとそこにあるはずのものだろうから、青い鳥の話みたいなことになるのかもしれないけれど単純に楽しいと感じられる。
この感覚を誰かに伝えるだけでも、ワクワクするし、早速翌日飲んだ友達にも語ったほどだ。
 

視覚だけであるなしを見極めるなんて、大した意味もないことなのだろう。
けれど、どう頑張っても人はその呪縛から逃れられない。
これは多分視覚だけの話ではなくて、五感すべてに言えることだろう。
 

どうすれば、あの『対話』を日常に引きずり込めるのか。
コミュニケーションの大切さ、意識と努力の改変だなんて、書くことは簡単なのだけれど。
何かわかりかけているのに、目の前に霧がかかったような苛立ちが残る。
多分明確な答えなどどこにもないのだろうけど、いつかまたこの靄を晴らすために暗闇に足を踏み入れてみようか? 続きがそこに落ちているかもしれない。
何となくみながリピーターになる気持ちがわかったような気もする。


帰りがけの電車で、ふと気づく。眼底がすごい痛い。
あんなにも何も見えない暗闇で、何を見ようと思っていたのか必死に視力を使っていたのだ。
思い切って目を伏せてしまえばよかったのだけれど(そうしてたメンバーもいたみたいだけど)、それができてないあたり、まだまだ視覚という世界に囚われまくっているのだなと。
疲れた身体を地下鉄の座席で揺らしながら、しみじみと考えた。
 

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SOUND TRACK ストール GOOD VIBRATION毎シーズン欲しくなるSound Trackのストール。
地震でごたごたした気分でしばらくお洋服周りに気持ちがいかなかったのですが、このストールはセールになってから購入。

リネンなので涼しく、裾のシルクやレインボーなタッセルなどSound Trackらしい工夫満載のお品。
グレー×ピンクベースのほかブルー系もあったのだけど、夏のSoundTrackはブルーばかり持っているので今回はこちらに。

日差しが強い外ではアラブのように(笑)ストールで身体を覆って日焼けと日差し防止、電車とかカフェでは防寒と超お役立ちの夏ストールは、毎日使ってます。
てことで本当はクリーニングが必要だけどおしゃれ着洗いでおうち洗濯しちゃってます。結構平気なもんです。
SOUND TRACK ストール GOOD VIBRATION

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