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[hiroic's various Review & Daily Memo] Hiroicによる映画・ドラマ・本・芝居・四方山などに関するれびゅー
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原作/樹なつみ
脚本・演出/倉田淳

ReviewWriteDate:2003/6/16
LastUpdate:2003/6/16

Cast:
笠原浩夫(1019)/及川健(フィリシア)/岩崎大(ムトー)/曽世海児(リオン)/林勇輔(ヴィアンカ/スペンサー大尉 他) /高根研一(ネイト 他)/舟見和利(1024)/佐野孝治(ピーター)/船戸慎士(カーク/メイスン 他)/小野健太郎(1025 他)/寺岡哲(1030 他)/奥田努(1032/サイレント軍兵士 他)/有島一騎(サイレント軍兵士 他)/篠田仁志(サイレント軍兵士 他)/下井顕太郎(1021/1031 他)/牧島進一(フランコ/サイレント軍兵士 他)/深山洋貴(リオン少年 他)/山崎康一(ケイシー/スカイルズ/バツー)/石飛幸治(ルパート・エスプタイン/プライス/アラモスの娼婦)/倉本徹(アラモスの老人/コービン 他)/藤原啓児(ダンドリー/ピーターの父/ミスト少佐)/河内喜一朗(ムトー老人)

2003/6/4~18 @シアターサンモール

Date:
2003/6/14 18:00 L列


ヒトコトReview:

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忘れられぬネギボウズの風景・・・笑
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さっさと書かないと忘れるので
まとまりととりとめがないんですが、感想だけでも。
そもそもあんまりまとまった感想が出るようなモノでもなかったんだよね。。。


■原作との差異と1幕について

わたしは高校時代からの樹なつみファンです。
ファンはファンなりに樹なつみという人を分析させてもらうと
  ・華やか
  ・ド派手
  ・ビジュアル
  ・勢い
  ・多国籍
な作家さんです。
深遠さなどとは基本的に無縁です。

『OZ』はほぼすべてリリース順に読んだんですが、まあ上記内容はほぼクリアしていますね。
実はわたしが一番好きな樹作品は『花咲ける青少年』!
いまだ一番好きなキャラは倣立人! 今ようやく立人初登場シーンの台詞がわかって喜んでいるぐらいだし。
忘れられぬキャラ作りには定評がある・・・と思います。

そう、樹作品はキャラクターが命。
そのキャラクターの行動発言ビジュアルすべてでキャラ立ちしています。
それは裏を返せば「他の漫画家が同じストーリーで書いてももしかしたらヒットしないかも」であります。
ストーリーは結構単純というかオーソドックスな範囲を出ません。
そこがまあ予定調和感があっていいのかもしれませんが、すごいダイナミックな世界観、発想ていうのは特に感じない。
同時期にLaLaで連載していた清水玲子の『月の子』なんかは、しっかりと世界観があり物語世界があります。

さて、じゃあをれを舞台化したら──
樹キャラが樹キャラとしてキャラ立ちして演じられなければ、下手すりゃすごい空っぽになるわけです。
ページを捲るように丁寧に描けばOKの萩尾作品の舞台化とはちと違う。(あっちはストーリーも綿密ですからね)
ライフ風になってもいいから、しっかりキャラクターで見せないと、単なるオズの魔法使いのエセパロディ、よくある第三次世界大戦ネタ、核戦争後ネタになってしまいかねない。

ということで──。
原作ファンにはなんというかひらべったい、うすっぺらい、そんな感じがした一幕でした。

ということで、1幕はひたすら状況説明とかに費やされたあげく
キャラ立ちすることもなく進むので、原作を知っているととーにーかーく冗長。
何度時計を見たことか。
別に原作と同じである必要はないけど、魅力的ではあってほしい。
1幕が終わるあたり、ここで終わりか? 終わりか? と何度も思ったが何度も終わらず。
ぐったりでした。


■ちょっとお目覚めの2幕

話が転がり始めてからの2幕は、わりと快調でした。
死の泉で城に行き始めるぐらいとかと似てるか。物語が大胆に動いてはじめてなのか?
曽世さんが登場してから・・・という気もするのだけど、まあOZが全貌?を見せ始めてからといったらよいのかな。

場面展開がぱっぱと動いていくし、見るほうもその勢いに乗せられる。
なんでライフっていつも2幕からしか話が動かないんだろう。
3時間もだらだらやらないで休憩ナシの2時間ぐらいにしたらどのあたりから話が動き出すんだろう。
なんとなく1幕2幕=3時間に甘えてんじゃねーの? とも思うので、一度短い時間で濃度の濃いもので見せてほしい>倉田女史よ。

2幕の主役はまあ19なのかなー?
あと岩崎ムトー。
あとやっぱ曽世さん~。首くっとやるとことかどっかイッチャッてそうでいい。顔も何かもとからちょっと変わっているし。笑(好意的な意味で!)

まあ、2幕はなんとか納得できる、面白いと言えなくもないといった感じかな。
手放しにはもちろん褒められません。原作知ってるから。
ただまあ、夢中になるって感じもなく、ちょっと他所事っぽくもあり、トーマとかと比べてはいけないのだけど掘り下げが甘く表層的なので、誰か特定な人のファンだったりキャラのファンになったりしないと、がーーっとははまらないだろうな。

で、やっぱりわたしも思ったのですが
「人の愛が欲しかった笠原ドラキュラ、そして人の心が欲しい笠原19。てーかおんなじジャン!」
てこと。
ドラキュラのあのテーマが脳裏を過ぎります。
倉田さんは何が気に入って『OZ』がやりたかったんだろうね、やっぱこれかね。

わたしは舞台を作る人じゃないからわかんないんだけど
原作ある人の借り物やってて飽きないのかなー?
何かを読んで触発された時、自分の中から出てくる物語=オリジナルで勝負って全くする意欲がないのかなー?
わたしライフって『WHITE』ぐらいしかオリジナル見たことないです。
あ、『ブギトゥ~』もそうか?
原作だと結局借り物なので、それを通して倉田女史が何を言いたいのか伝わりにくい。
『トーマ』とかはまあわかるんだけど、『OZ』は掘り下げ甘いと伝わるものはあんまないよね。
元があんまりそういう書き方されてないところもあるからさ~。


■各キャストについて

笠原さん@19。
まあ、何が笑えるかっていうと、笠原19が笠原パメラになるあたりで、
パメラ的には石飛さんのが合ってるなあって感じなのだが、パメラが男でも女でもなく不気味で笑えた。
登場の瞬間からあのツンツン立った金髪で笑えたのですが。
とりあえず漫画の19のイメージは最初から捨てて見ました。
だってどう間違ってもぞっとするぐらいの美形じゃないんだもの。女顔でもないしさ。
ラストの麦畑もわたしは「うげっ、ネギボウズ」て思ったので、感動よりも笑いでした。あれで感動する人っているの!? 笑わずに画面できる人がいるの!?
原作ではわたし、ささやかな19とムトーの恋とも言わぬ恋心が好きだったのですが、笠原王子にかかるとそれはもっとナルシスティックなものに変化してゆくような気がします。
なんかあの切ない感じが全くなかったです。

岩崎君@ムトー。
失礼なんだけど、最初岩崎君が出てきたとき「岩崎君が上手く思えるほど新人たちが下手すぎるのか!」とびびったのですが
岩崎君本人が上手になっていたようです。
ほんと、昔に比べたら格段!
ただし女役やらせたら同じなんだろうなあという気もするので、年相応の男子をやる分にはうまくなったとでもいえばいいのでしょうか。
アートやっててもムトーやってても、キャラの差わかんないもの?

及川君@フィリシア。
評判的にも一番悪かったよな~。確かに。
及ちゃんは子供体版リオンが一番合っていると思います。性格悪そうなところ含め。
なんだろう、女の子じゃないしなー。
唐突にムトーに恋心を抱くあたりはまあ原作も十分「え?」て思ったのでまあ仕方ないし、演出家のせいでもあるんだけど
「何故ムトーよこんな女に」
みたいに思ってしまうのだった・・・笑
でもこれも原作でもそう思いました。ヴィアンカ派だし。
心はあいつにやったから云々のくだりとか、「それは保護欲を誤解しているわ!」とかつっこみたくなる。
でも男はこういう女のが好きかもしれません。

高根さん@ネイト。
まあ私的にはネイトのイメージでもなかったけど、1つの役としして見るなら結構まとまっていてよかったような。
最近人気らしいじゃないすか、高根さん。
わたしにとっては永遠に「ホストみたいで怖い」という第一印象のままなのですが。笑
全然関係ないのですがネイトが24にキスするところとか、最後のシーンとか、わたしは脳裏にコマ割りが浮かびました。
なんでちょっと見せ方足りんわよ! てな思いです。

舟見くん@24。
まあ、やっぱイメージじゃないよな。
がんばっていたけど、まあ、すごく上手になるには、ひとつ壁がある気がします。
ボロボロのへたくそ学芸会だった時代は過ぎて、すごく上手くなったふなぞう。
あと1つ壁を越えるためには、もっと役に没頭できる人になることじゃないかな。
いや、すでに没頭してんのかな? わかんないけどなんかちょっと演じてるってのが伝わるんだよなあ。
ふなぞう、見守っているよ~!
青木君のが見てみたかったっす。

曽世さん@リオン。
いやあ、やっぱ曽世さん好きだわ。変人な役でもなんかはまっている。
あのけったいな仕草がよい。

深山くん@子供リオン。
子供・・・て言われて違和感のない背丈の深山君もそろそろおいくつなんだろう・・・?
あんま変わらなかったような気がするのだが。
できれば、曽世さんの演じたリオンと同じ仕草をやってほしかった。
なんか、そのあたり演出?のぬるさを感じた。
子供役が似合う深山君・・・10歳でもOKでした。

林さん@ヴィアンカ。
開演前に林さん初見のくずみ嬢に向かって
「この人は顔は不細工系だけど(←ひどい (;_;))すごい演技が上手いの、声がいいの!」
と薦めていたわたし。
やっぱ、機微があってよかったよな~。
しかしラストに美しくなったヴィアンカも見たかったよ。
何でカーテンコールでヴィアンカじゃないの??
結構主要キャストだよ? あんまりだよ!!!

その他・・・てことで。

一番可哀想な使われ方だったやまさきさん。
何故? 何故? さっき殺されたのに今度は味方として出てくんのかよ! みたいな。
なんか都合のいい男。都合のいい役者。一時期の楢原さんを思い出します。
彼ももうユーリを演じることはないわけだし、今後、どこでどういう風に続けてゆくのかいかないのか、しっかり考えた方がいい時期なのかもしれません。
わたしは好きなんだけどね。。。

石飛さん。もうあの娼婦だけで満足! 素敵! あの二の腕・・・笑

フレッシ、ほぼ判別つかず。
姜くんの代はえーっとJr.5になるのかな?(Jr.3=岩崎くんの代だったよね・・・あれれえ? 記憶が)
その代も正直埋没してましたね。
最初岩崎ムトーがフィリシアを助けに出てくるあたりのチンピラ系でも、驚くほど学芸会みたいでした。
小野君も姜くんと同じJUNON出身なのに、差が出たね~。上手い下手じゃなくて、立場の。
姜くんは舞台に立たせると観客をのけぞらせるぐらいに下手なことが多いんだけど、小野君は一見器用にこなしつつも台詞が一本調子だからなんか成長ないよな~。
(姜くんはブギトゥー~はよかったです。生き生きしてて下手だとは思わなかった。ほどよく魅力的でした)
そういえばJr.3って・・・出てない人多かったよね。皆の将来が心配です。
資格とか持ってるの? 職務履歴書書ける? みたいな。

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