作/三浦光世
出版社/角川書店(角川文庫)
ReviewWriteDate:2000/8/15
LastUpdate:2000/8/15
Notes:
三浦綾子の自伝、『道ありき』『この土の器をも』の裏バージョンにあたる。もとは『三浦綾子全集』の月報に書かれていたもの。
Story:
病気見舞いに訪れた初めての出会い、二人で語り合った将来の夢、結婚、「氷点」入選による生活の激変、妻の執筆活動を支えるために長年勤めた営林署を退職するに至った経緯……。
著名な女流作家の夫という立場を超え、精神の奥深くで理解し合い、耐えず手を取り合ってともに苦難を乗り越えてきた夫婦の歩みを、衒いのない文章で綴った誠実の書。
(カバーより)
ヒトコトReview:
--------------------------------------------------------------------------------
三浦綾子の夫としてだけではない、作品のおもしろさにひかれる
--------------------------------------------------------------------------------
■『道ありき』追体験
わたしが「好きな本は何ですか?」といわれてとっさに思い出す一冊が三浦綾子の『道ありき』です。
もちろん小説の方も好きなのですが、初めて読んだ三浦作品が『道ありき』だったせいもあるのでしょうが
ダントツ、NO.1はこの作品でした。
この『妻と共に生きる』はその『道ありき』の中途からあらわれる三浦光世氏サイドの視点の話しが読めるという
三浦綾子ファンにとってはおいしい作品。
併せて角川文庫から三浦綾子本人の『難病日記』が刊行されているのがタイムリーだなあ。
三浦綾子が亡くなった後だけに、ついつい手にとってしまいました。
『道ありき』では前になくなった前川氏の次に現れた光世氏は
再び三浦綾子(当時堀田綾子)を光のもとに連れ出した人物。
色々なエッセイでもたびたびエピソード、名前が出ていてすでに知っている人のような気分なのだが
実はその裏側で光世氏がどう考え感じ行動していたかが、それこを衒いなく描かれている。
実はわたしは『氷点』がいかにブームになったかなどは知らない世代。
(どうやら懸賞入選の頃わたしはまだ生まれていなかったよう)
以後三浦綾子がメディアでどう取り上げられていたかも気づいていないのか世代的に知らないのか。(笑)
きっとそういった時代を見知っている方にはより近しいお話になっているのでしょう。
それにしても、新聞の懸賞小説ってすごいなあ──発想が。
■ひとりの作家の作品
この本、本人はつたないつたないと書いていられるのだが、
なんとも面白い、読みやすいエッセイになっている。(エッセイなんて言うと軽いかもしれませんが)
途中、三浦綾子の小説の口述筆記にふれて、これで書くのが多少うまくなったかもしれないとあるのだが
それだけでなく、素養がある方なのだと感心させられる。
ただ、確かに文はこびや文などは三浦綾子かなと思わせる。
それさえも夫婦愛。
楽しい読書が味わえるはずです──
出版社/角川書店(角川文庫)
ReviewWriteDate:2000/8/15
LastUpdate:2000/8/15
Notes:
三浦綾子の自伝、『道ありき』『この土の器をも』の裏バージョンにあたる。もとは『三浦綾子全集』の月報に書かれていたもの。
Story:
病気見舞いに訪れた初めての出会い、二人で語り合った将来の夢、結婚、「氷点」入選による生活の激変、妻の執筆活動を支えるために長年勤めた営林署を退職するに至った経緯……。
著名な女流作家の夫という立場を超え、精神の奥深くで理解し合い、耐えず手を取り合ってともに苦難を乗り越えてきた夫婦の歩みを、衒いのない文章で綴った誠実の書。
(カバーより)
ヒトコトReview:
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三浦綾子の夫としてだけではない、作品のおもしろさにひかれる
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■『道ありき』追体験
わたしが「好きな本は何ですか?」といわれてとっさに思い出す一冊が三浦綾子の『道ありき』です。
もちろん小説の方も好きなのですが、初めて読んだ三浦作品が『道ありき』だったせいもあるのでしょうが
ダントツ、NO.1はこの作品でした。
この『妻と共に生きる』はその『道ありき』の中途からあらわれる三浦光世氏サイドの視点の話しが読めるという
三浦綾子ファンにとってはおいしい作品。
併せて角川文庫から三浦綾子本人の『難病日記』が刊行されているのがタイムリーだなあ。
三浦綾子が亡くなった後だけに、ついつい手にとってしまいました。
『道ありき』では前になくなった前川氏の次に現れた光世氏は
再び三浦綾子(当時堀田綾子)を光のもとに連れ出した人物。
色々なエッセイでもたびたびエピソード、名前が出ていてすでに知っている人のような気分なのだが
実はその裏側で光世氏がどう考え感じ行動していたかが、それこを衒いなく描かれている。
実はわたしは『氷点』がいかにブームになったかなどは知らない世代。
(どうやら懸賞入選の頃わたしはまだ生まれていなかったよう)
以後三浦綾子がメディアでどう取り上げられていたかも気づいていないのか世代的に知らないのか。(笑)
きっとそういった時代を見知っている方にはより近しいお話になっているのでしょう。
それにしても、新聞の懸賞小説ってすごいなあ──発想が。
■ひとりの作家の作品
この本、本人はつたないつたないと書いていられるのだが、
なんとも面白い、読みやすいエッセイになっている。(エッセイなんて言うと軽いかもしれませんが)
途中、三浦綾子の小説の口述筆記にふれて、これで書くのが多少うまくなったかもしれないとあるのだが
それだけでなく、素養がある方なのだと感心させられる。
ただ、確かに文はこびや文などは三浦綾子かなと思わせる。
それさえも夫婦愛。
楽しい読書が味わえるはずです──
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