作・演出/松尾スズキ
ReviewWriteDate:2001/7/6
LastUpdate:2001/7/8
Cast:
宮藤官九郎(タケヒコ)/大浦龍宇一(ハチマン)/小島聖(ナミエ)/広岡由里子(タケヒコの母・キメ/ホキ<下女>)
2001/6/22~2001/7/3 @本多劇場
Date:
2001/6/30 14:30
Story:
タケヒコとハチマンはお笑いコンビ。新たにテレビのレギュラーを得たところだが、その収録直前、タケヒコは交通事故で半身不随になってしまう。タケヒコの妻・ナミエはハチマンとの間で子供ができてしまう。ハチマンとナミエはその子をタケヒコの子としてしまおうとするが・・・
ヒトコトReview:
--------------------------------------------------------------------------------
クドカンなくしては成立しない悪霊世界
--------------------------------------------------------------------------------
上演前の片桐はいりの場内アナウンスからして笑わしてもらいました。
でも結局携帯鳴らしてるヤツ(バイブ、音付含め)いましたね。
気になって仕方ないので、マナーは守りましょう。
そんなわけでスズキビリーバーズ、まずは『悪霊~下女の恋』
■悪霊の意味
悪霊って、結局誰のことだったんだろう?
というぐらいに、頭混乱しています。
どういう風にでも解釈可能。どうとでもとって下さい。全部間違ってるけどね──みたいな挑発を勝手に感じているのはわたしだけ?(笑)
もう1回ぐらい見ないとなんとも言えません。なんか書くとウソつきになりそう。。。
でもまあ、悪霊と契約したと言うクドカンこそがキュートな悪霊でしたわ。(笑)
それにしてもわたし、後半下女ホキが出てくるまでこの芝居のサブタイトルを「悪霊~シモジョの恋」と誤解していました。
誤解──というか、「ゲジョ」と読んでいなかった。(笑)
わたしって読み間違え大王で、多少変な名前でも自分の中で納得できるとそれが正しいと覚えちゃうんですよね。
ああ、恥ずかしい・・・・・。
広岡さん演じるホキが下女として現れてはじめてタイトルとの関連に気付くわたし。
とはいっても、はたしてホキがタイトルにかかげられるほどの存在なのかどうかはイマイチわからず。
いえ、存在感は抜群でしたけど。(笑)
でもまあ、客観的に言えばストーリーを動かすタイプの役じゃないはずなので。
途中まで見ながら気付いた第二弾としては「あ、これが噂の・・・」ということ。
今まで松尾スズキに関する記述でよく「障害者などのタブーを描く」と読んでいたのですが
クドカン演じるタケヒコは果てしなく明るい一場の後、突如交通事故で障害者になっているわけです。
ヘビーと言えばヘビー、それを笑いにしてしまうシニカルさ。でも多分拒否反応を起こす方もいるんじゃないでしょうか。
■各キャストについて
やっぱりこの人、宮藤官九郎。
めちゃめちゃ、いけてました。
とにかく動く動く! 車椅子になってからも超機敏。
この人なくしてこの『悪霊』は成立しないでしょう。
交通事故後の車椅子での態度もすごいし、ラスト近くで大浦さんと歌うあの歌(井上の歌?)もすごい。
哀愁に満ちているというか・・・笑
女装して車椅子で変な歌を歌うクドカン・・・キュート。
ちゃんとフェイクまで入れているところが泣かせる。
あれってCDとか出てるんでしょうか?
トップランナーでは自分のことを「役者としては使いたくない」みたいなこと言っていたけど、
ちがーう、役者の姿もイカシテルわ!
そしてこの人、広岡由里子子。
母親キメも下女ホキもなんかすごい。
ルーズソックス、意外と似合っておりました。
ダイナマイトボディ、小島聖。
ていうかわたし、それしか覚えてないかも・・・
事前情報として「えー身体しとる」みたいなことを聞いていたのですが、まさにその通り。
『タスマニア物語』は遠い昔のことなのね。
寝っ転がっても流れない胸と谷間! うーん、すごい。
演技は・・・どうなんでしょう?
前半はあの妙な京都弁が耳について仕方なかったですし、
何やっても全然おもしろくなくてかーなーり寒かったんですが
お芝居自体が動き出してきたらわりと平気になりました。
ていうか、ダイナマイトボディが意味をなしてから──といいますか。
ダンナ・クドカンの異母兄弟・大浦との浮気が現実味を帯びるのは、やっぱこのダイナマイトボディのおかげじゃないでしょうか??
ラスト、大浦龍宇一。
わたしテレビドラマってほっとんど見てないんで、彼の名前はなんとなく見たことはあるものの、誰なのかは全然知らなかったです。
で、そんな彼宛のお花が一番多かった。藤原紀香からも来てたな(笑)。
そしてビッグな人からばっかりだった。
ちなみにクドカン宛にはNHKトップランナーから届いていた。なんだそれ?(そりゃ、最近出演してましたけどね)
ReviewWriteDate:2001/7/6
LastUpdate:2001/7/8
Cast:
宮藤官九郎(タケヒコ)/大浦龍宇一(ハチマン)/小島聖(ナミエ)/広岡由里子(タケヒコの母・キメ/ホキ<下女>)
2001/6/22~2001/7/3 @本多劇場
Date:
2001/6/30 14:30
Story:
タケヒコとハチマンはお笑いコンビ。新たにテレビのレギュラーを得たところだが、その収録直前、タケヒコは交通事故で半身不随になってしまう。タケヒコの妻・ナミエはハチマンとの間で子供ができてしまう。ハチマンとナミエはその子をタケヒコの子としてしまおうとするが・・・
ヒトコトReview:
--------------------------------------------------------------------------------
クドカンなくしては成立しない悪霊世界
--------------------------------------------------------------------------------
上演前の片桐はいりの場内アナウンスからして笑わしてもらいました。
でも結局携帯鳴らしてるヤツ(バイブ、音付含め)いましたね。
気になって仕方ないので、マナーは守りましょう。
そんなわけでスズキビリーバーズ、まずは『悪霊~下女の恋』
■悪霊の意味
悪霊って、結局誰のことだったんだろう?
というぐらいに、頭混乱しています。
どういう風にでも解釈可能。どうとでもとって下さい。全部間違ってるけどね──みたいな挑発を勝手に感じているのはわたしだけ?(笑)
もう1回ぐらい見ないとなんとも言えません。なんか書くとウソつきになりそう。。。
でもまあ、悪霊と契約したと言うクドカンこそがキュートな悪霊でしたわ。(笑)
それにしてもわたし、後半下女ホキが出てくるまでこの芝居のサブタイトルを「悪霊~シモジョの恋」と誤解していました。
誤解──というか、「ゲジョ」と読んでいなかった。(笑)
わたしって読み間違え大王で、多少変な名前でも自分の中で納得できるとそれが正しいと覚えちゃうんですよね。
ああ、恥ずかしい・・・・・。
広岡さん演じるホキが下女として現れてはじめてタイトルとの関連に気付くわたし。
とはいっても、はたしてホキがタイトルにかかげられるほどの存在なのかどうかはイマイチわからず。
いえ、存在感は抜群でしたけど。(笑)
でもまあ、客観的に言えばストーリーを動かすタイプの役じゃないはずなので。
途中まで見ながら気付いた第二弾としては「あ、これが噂の・・・」ということ。
今まで松尾スズキに関する記述でよく「障害者などのタブーを描く」と読んでいたのですが
クドカン演じるタケヒコは果てしなく明るい一場の後、突如交通事故で障害者になっているわけです。
ヘビーと言えばヘビー、それを笑いにしてしまうシニカルさ。でも多分拒否反応を起こす方もいるんじゃないでしょうか。
■各キャストについて
やっぱりこの人、宮藤官九郎。
めちゃめちゃ、いけてました。
とにかく動く動く! 車椅子になってからも超機敏。
この人なくしてこの『悪霊』は成立しないでしょう。
交通事故後の車椅子での態度もすごいし、ラスト近くで大浦さんと歌うあの歌(井上の歌?)もすごい。
哀愁に満ちているというか・・・笑
女装して車椅子で変な歌を歌うクドカン・・・キュート。
ちゃんとフェイクまで入れているところが泣かせる。
あれってCDとか出てるんでしょうか?
トップランナーでは自分のことを「役者としては使いたくない」みたいなこと言っていたけど、
ちがーう、役者の姿もイカシテルわ!
そしてこの人、広岡由里子子。
母親キメも下女ホキもなんかすごい。
ルーズソックス、意外と似合っておりました。
ダイナマイトボディ、小島聖。
ていうかわたし、それしか覚えてないかも・・・
事前情報として「えー身体しとる」みたいなことを聞いていたのですが、まさにその通り。
『タスマニア物語』は遠い昔のことなのね。
寝っ転がっても流れない胸と谷間! うーん、すごい。
演技は・・・どうなんでしょう?
前半はあの妙な京都弁が耳について仕方なかったですし、
何やっても全然おもしろくなくてかーなーり寒かったんですが
お芝居自体が動き出してきたらわりと平気になりました。
ていうか、ダイナマイトボディが意味をなしてから──といいますか。
ダンナ・クドカンの異母兄弟・大浦との浮気が現実味を帯びるのは、やっぱこのダイナマイトボディのおかげじゃないでしょうか??
ラスト、大浦龍宇一。
わたしテレビドラマってほっとんど見てないんで、彼の名前はなんとなく見たことはあるものの、誰なのかは全然知らなかったです。
で、そんな彼宛のお花が一番多かった。藤原紀香からも来てたな(笑)。
そしてビッグな人からばっかりだった。
ちなみにクドカン宛にはNHKトップランナーから届いていた。なんだそれ?(そりゃ、最近出演してましたけどね)
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新CM
[03/19 秘書アズアズ]
[01/06 通りすがり]
[01/05 Hiroic]
[01/05 通りすがり]
[11/26 Hiroic]
最新記事
(11/16)
(11/07)
(11/01)
(10/26)
(10/26)
(09/11)
(07/06)
(06/29)
(02/17)
(02/17)
(02/17)
(06/24)
(05/28)
(04/20)
(04/01)
(01/08)
(10/11)
(08/29)
(08/24)
(07/30)
最新TB
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/11)
(07/17)
(07/17)
(07/20)
(07/20)
(08/08)
(08/15)
(08/15)
(08/19)
(08/20)
(08/26)
(08/26)
(09/04)
(09/30)
(10/01)
(10/01)
(10/01)
(10/01)
(10/07)
忍者アナライズ
リンク
プロフィール
HN:
ひろいっく
性別:
非公開